森田療法による不安障害の対処法(対策)について(私自身の経験から)
不安障害の人は、自分なりに症状を治そうとして、心理関係の本を読んだり、各種の民間療法や宗教というものに頼ったり、心療内科などの病院へ行ったりします。 しかし、これらは不安や恐怖といった症状だけを取り除こうとすることを目的としていることが多く、このような方向の対処の仕方では、不安障害の根本的な改善にはならないのです。 現在、精神科などの病院でさえ、不安を押さえるための薬を処方するだけに終わっていることが多いようです。 しかし、これは花粉症に抗ヒスタミン剤を用いるのと同様、根本的な治療にはなっていないのではないでしょうか。 対人恐怖症などの不安障害の根本的な治療には、不安や恐怖感を人間における自然現象と捕らえ「あるがまま」に受け入れていく、ということが必要になってくるのです。 この考え方に基づいた、日本独自の精神療法として有名な森田療法が、不安障害に対して効果的であることが各種のマスコミの報道などからも明らかにされていますが、私自身、この森田療法によって不安障害を改善した経験から、森田療法の有効性を身を持って感じております。 ただ、森田療法は適用範囲が狭いという特徴を持っています。 森田神経質という性格特徴(心配性である。執着性が強い。自己内省性が強い。強い欲求を持っている。)を持っており、かつ、自らが症状をどうしても治したいという強い欲求を持っていることが必要なのです。 人によっては薬物療法や精神分析やカウンセリングの方が適している場合もあるのではないかと思いますので、ご自分に適した治療法を探すのが、不安障害の対応には必要になってくるのではないかと思います。 しかし、不安障害を持ちながらも、何とか日常生活を送っている人ならば、森田療法の考え方を自主的に学習することで症状を改善することが出来ると、私自身の経験から言えるのです。 |
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